所属研究室の応募承諾書がないと応募できませんか?
申請者が所属研究室で研究を主体となって遂行することを確認するために必要ですので、所属研究室承諾書の提出は必須です。
応募の時点で所属研究室の異動が分かっている場合、所属研究室承諾書は現所属と異動先のどちらで提出すればよろしいでしょうか?
個人調書の中で異動が分かるようにご記載いただき、所属研究室承諾書は応募研究が遂行される研究室における承諾書をご提出ください。
所属機関における研究ではなく個人的な研究として応募できますか?
所属機関に属した研究者が対象ですので、個人としての応募はできません。
所属研究室の上長というのは、所属する研究室を主宰する教授であっても構いませんか?
構いません。
常勤職ではないのですが、所属機関から給与が支給されています。この場合は応募することは可能ですか?
正規のポストでない非常勤職であれば、特任職であっても博士研究員であっても応募可能です。
研究期間が2年を越える研究の場合は3年目への継続は可能ですか?
研究期間が2年を越える研究を申請して頂くことは可能ですが、3年目への継続として更に研究奨励金を増額することはできません。但し、研究機関が繰越金として3年目以降においても研究奨励金の使用を認める場合は継続して使用しても構いません。その場合においても2年目が終了した段階で報告書の提出と贈呈式における研究発表をお願いすることになります。
研究期間が1年の場合でも応募は可能ですか?
原則として2年間の研究期間を要する研究課題として応募が可能です。1年で終了する場合の応募は控えて頂きます。
2年目に所属が変更する場合でも応募は可能ですか?
可能です。その場合、所属変更した旨を財団に知らせて頂き、異動先の新所属における研究承諾書(応募承諾書と同じもの)を提出して頂きます。
所属研究機関における間接経費は別途に支給されるのですか?
財団から間接経費を別途に支給しません。研究機関における間接経費が必要な場合は、研究費として支給した額から差し引かれることになります。
2年分を一挙に支給してもらうことは可能ですか?
1年毎の支給としています。
研究奨励金は1年で使い切る必要はありますか?
研究費の場合は研究機関の規定に従って下さい。繰越金が認められる場合はその限りではありません。生活費においては原則的に不問としますが、紳士協定に基づく常識的な使用をお願いします。
研究に必要な備品を購入した場合、備品は研究機関の帰属になりますか?
研究機関の帰属となります。
研究費をアルバイト謝金や旅費に使用することはできますか?
研究に必要と判断されたものであれば、PC、文房具、書籍なども含めて自由に使用できます。
生活費と研究費の比率は採択者が自由に決められるのですか?
50%を上限に生活費に充てることが可能です。
研究期間中に申請した研究内容を大きく変更することは可能ですか?
変更願いを財団に申し出て下さい。変更内容を審査して許諾をお知らせします。
研究期間中に常勤職を得た場合はどうなりますか?
その旨を財団にお知らせください。財団理事会の審議によって継続をお認めするかどうかをお知らせします。
研究終了後に会計報告が必要ですか?
大まかな報告だけして頂きます。例えば、研究費の場合は、備品費、消耗品費、旅費、謝金などの項目による報告だけで結構です。生活費については不問です。
生活費と研究費はどのように交付されるのですか?
研究奨励金は一括して研究機関に送金されます。但し、研究機関から採択者個人に生活費が送金できない場合は財団事務局にご相談ください。研究費と生活費を分けて、研究機関と個人に別々に送金するなどの措置を取ります。